日々は常に流れ、いろんなことに忙殺されて、ついていくのがやっとの時代。
オレらは大切なものですらも忘れてしまうのだから、いつもあって当たり前なものなんか気にもしていないんだ。
でもある日、それはオレらが気がつかないうちに無くなってしまっているかもしれない。
それって、無くなってしまってから無くしたことの重大さに気づくんだよね。
記憶にとどめたいことを記録しておきたい。
それがこの街の人であったなら、その人の語る話だったら、とても素敵なんじゃないかな。
そんな何気ない思いから、この「高円寺人」をはじめてみました。
木澤聡